さて、では旅のお話をスタートします。まず、今回の旅の目的は、「マイルを使い切ること」でした。なので貯まっていた7万マイルで飛べるディスティネーションの中から、友人が悠々自適に暮らしているというスペインのバルセロナを選んでブッキング。で、帰りは乗り継ぎの都合でフランクフルトに一泊することになったので、ちょうどフランク入りしていたmirさんに遊んでもらうことに。バタバタしながらも万全の予定を立て、飛行機に飛び乗った…… つもりだったのです。でも、ろくにリサーチもしないで出かけると、思い通りに行かないこともありますよね。今回はまったく思い通りに行かず、でもうれしい誤算の多い旅になりました。
スペインのリゾート地で暮らしているイギリス人の友人Rayは、かねてから「1週間でいいから休みを取って、
いつでもバルセロナに飛んでおいでよ。うちでゆっくりしていけばいいからさ」なんて言ってくれていました。なんでてっきり、バルセロナに住んでると思い込んでたんですよね。。。
意気揚々とバルセロナ空港に着いた私は、早速Rayに電話しました。
t-i 「Hi,今着いたよ! 迎えに来てくれてる??」
Ray 「Welcome to Spain! ところで、ウチへの行き方なんだけど。。。まず電車に乗ってバルセロナ中央駅に向かって。そこでカタルーニャ・エクスプレス(=特急?)に乗って、1時間半くらいかかるかな。。。Flacaっていう駅で降りて。そこにピックアップに行くから!」
「……へっ?? 電車??」
そう、彼は
バルセロナから200キロくらい離れた小さな町に住んでいたのです。
ひぇーっ、知らんかった!
それ、全然バルセロナじゃないじゃんか!!
でもこうなったら仕方ない。電車を乗り継いで、行きましたよ。Flacaまで。
途中約1時間の乗り継ぎを挟んで3時間後くらいにFlacaの駅に到着。やっとRayに会うことができ、そこからさらに30分ほど車に揺られて、彼の住む町"L'Estartit"についた頃には自宅を出てから24時間ほどが経過していました。もうフラフラでした。そんな私にRayはとびっきりの笑顔で「じゃ、ビールでも!」と声をかけてくれました。私がビール星人なのを知っているので、彼なりに気を遣ってくれたのです。で、荷物を置く間もなくバーに直行。そこで私は半ばやけになり、時差ボケとフラフラの身体にビールを注入。さらにクラクラしてしまったこの瞬間から、「ヨーロッパ・酒をあおる旅」の始まったのです。

久々に会ってうれしそうなふたりのイギリス人。左がRay、右がTonyです。Tonyも以前からの知り合いなのですが、偶然同じタイミングでRayのところに遊びにきていました。会えてラッキー! うれしかったです。ビール片手にこんな写真を撮っていた私、実は笑顔の下でへろへろに疲れてました。あー、でもあのビールは美味かったなぁ。。。
そんなこんなでフラフラしたままRayの家に転がり込み、早々に意識を失って1日目が終了しました。この時点で、この家がどこにあるのか全く理解してませんでした。。。