最近、突然仕事が忙しくなり、レスや更新が遅れがちです。でも今日は、台風が接近中なので早く帰宅しちゃいました。そこで、久しぶりのナゴヤメシシリーズをアップします。
「名は体を表す」といいますが、そのお手本みたいな料理ですね、味噌煮込みうどん。でも、ただ味噌汁にうどんを入れればいいというものではありません。麺はもちろん、手打ちの生麺。具は、かしわ(鶏肉)と卵とネギ、かまぼこが基本。しいたけとかあぶらげ、根菜類が入ってても良いですね。それを煮込むのは、どこの家庭にも当然常備されている"土鍋"でなければなりません。生麺と具を、赤味噌ベースのブレンド味噌でとろりと煮込むのです。……と、うんちく語り出したらきりがないので、興味のある方は
味噌煮込みうどん専科をドーゾ!
さて、先日、ブログ仲間のThunderballさんから"ナゴヤで味噌煮込み食べてきましたよ"とレポートをいただきました。そのおかげで私、普段は冬しか味噌煮込み食べないのに、無性に食べたくなってしまったのです。普段は冬しか食べないのに、早速近くの店にでかけていきました。友人のBlogger
buhikonさんと一緒に。
私たちがオーダーしたのは「味噌煮込み(上)」950円(上と並の違いは、「肉が入ってるかどうか」だそうです)。待つこと10分弱、おなかをすかせた喰いしんぼう2人の前に、念願の味噌煮込みうどんが運ばれてきました!!!
←
これが尾張名古屋の味噌煮込みうどんだがね
アツアツの土鍋のふたを取ると、いつものように湯気がブワッと噴き出してきます。……味噌煮込みって、ナゴヤ以外の人にとっては「くどい」っていうイメージがあるみたいなんですけど、ちがいますよー。ラーメンの解説風に言うと、
「コクがあるのにさっぱり」
この一言に尽きます。赤味噌ならではのコクのあるスープに、生の手打ち麺についてる小麦粉が微妙なトロみをプラス。それなのに、ダシがたぶんカツオやムロアジなどの和風さっぱり系なので、見た目ほどのくどさはありません。
麺はちょっと太めなのですが、絶妙なコシを保った状態で仕上げられています。この太麺と味噌のスープがよくからみ…… そこに半熟卵(写真中央)から卵黄がトローッと……。あぁ、もうたまらん。で、アツアツのまま、「フーッ、フーッ」ってしながら、「熱っ」とつぶやきながら、食べるのです。もう最高!
いやー、半年ぶりの味噌煮込み、ホントに旨かったです。これはThunderballさんに感謝せねば。……と、一気に食べ終えたtrans-islandsでした。