県外・海外で暮らす愛知県民の皆さま、お待たせしました! ぱぱーん! 今日のナゴヤメシは「あんかけスパ」の登場です!!
あんかけスパ……。聞いたこともないという方、結構多いかもしれません。この食べ物の正体は、名前の通り「あんかけのかかったスパゲッティ」です。このあんかけ、中華料理のあんかけとは別物です。ナゴヤのスパゲッティ専門店「ヨコイ」のご主人が開発したといわれているとろみのある特製ソースが発祥で、今ではあちこちで食べられますが、お店によって味が違います。でも色は茶色でちょっとスパイシーなこのソースを、太めの麺(2.2mm)でいただくのを総称して、ナゴヤでは"あんかけスパ"と呼んでいます。
一般的に、太麺+あんかけソースの上に好きな具を選んで載せることができます。スタンダードは赤いウインナー+ピーマン+タマネギ+マッシュルームの"ミラネーズ"(店によって呼び方は異なります)とか、ハム+マッシュルーム+オニオン+コーンの入った"カントリー"、それを組み合わせた"ミラカン"あたりでしょうか。変化球として、豚肉を卵で固めた"ピカタ"、強引にカルボナーラと混ぜる"カルソー"(カルボナーラ+ソースの略)などもありますが、初めての方はスタンダードから食べるのが正解です。
写真は、うちの近所にあるあんかけスパ専門店の"ミラネーゼ"。ここのミラネーゼは、贅沢なことに赤ウインナー、ハム、ベーコンと3種の肉類が使われ、さらにタマネギ、マッシュルームと混ぜて炒めたものを太麺の上に載せてくれます。お値段は800円。
お味のほうはですねー、ソースがピリ辛です。このあんかけソースの正体、コショウの効いたトマトベース(でもトマトの存在感はない)のミートソース(でも肉の存在感もない)なんです。このトロッとしたソースが炒めた太麺によくからんで、病み付きになります。私もどーしても食べたくなることがあり、最低でも月に一度はどこかで食べているような気がします。私は夕食に食べることはほとんどなく、たいていランチでいただきます。お昼にどうしても食べたくなるメニューなんて、あんかけスパくらいですからね。私にとっては"King of Lunch"です。
ピリ辛といっても、唐辛子ではなくてコショウの辛さなので、「辛いのは苦手」という方も美味しく食べられると思います。ぜひナゴヤにいらっしゃる機会があったら食べてみてくださいね。
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