今日は「新名古屋ミュージカル劇場」にてロングラン上演中の劇団四季
「ライオンキング」にリベンジに行ってきました。なぜリベンジかというとですね……。ちょうど1か月前、私はニューヨークの New Amsterdam Theatre で、本場ブロードウェイの
Lion King を見にいきました。でもせっかく入手困難ともいわれるチケットを手に入れて本家本元を見に行ったのに、私は1つの失敗と1つの無念を残してきてしまったんです。
1つの失敗というのは、とっても眠かったこと。ショーは素晴らしかったのですが、寝不足の私はとにかく眠かった。時差ボケと出発前からの慢性的な睡眠不足、さらに前日の夜遊びがたたって、ショーの最中もものすごい眠気が襲ってくるんです。
「trans-islands(私)よ、ここがどこだかわかっているのか。ブロードウェイだぞ」
「入手困難なチケットを手に入れてここにいるんだぞ。寝るな!起きろっ!!」
心の声が叫びます。その一方で私の中の睡魔が
「素晴らしく座り心地のいいイスね♪ いま目を閉じたらどんなに気持ちがいいか……」
とやさしく語りかけてきて……。感動に目を潤ませている同行者・
Hickyの隣で、私はひたすら眠気と戦っていたわけです。結局私はその果てしない闘いに勝利して、最後まで起きていたんですけど……。当然のことながらショーに対する集中力は欠けていました。こんなことならちゃんと昼寝しておけばよかった。
1つの無念というのは、ストーリーが完全にはわからなかったことです。日本から出ることもなく高校と大学で英語を学んだ私は、CNNとかテレビのニュースなら(つまりテープが話しているような典型的な英語なら)わかるかな、という程度のヒアリング力。でも、留学とか海外在住の経験がないので、実戦経験が圧倒的に少ない。英語を話す人との会話はできるけど、それはわからないときは質問できたり、言い直してもらったりできるからです……。そんな状態なんで、歌に乗せて流れてくる英語(歌詞)は、さっぱりわかりませんでした。情けない……。さらに悪いことに、私はライオンキングのビデオも見たことがなかったので、ストーリーのベースも知らなかったんですね。なので、ビジュアルと会話(わかる部分)だけで、ざっくりとお話を理解したつもりで素晴らしいショーは終わってしまいました。せめて1回くらいビデオ見てから行けば、話の流れから言っていることが想像ついたかもしれないと思うと…… 無念です。
でも、本当に素晴らしいショーだったんですよ。私がダメ人間なだけで、キャストやスタッフの皆さんはホントに素晴らしかった。だから「日本語でも見よう。ぜひ、日本で。」とリベンジを誓ったわけです。
【trans-islandsの本場のライオンキングの感想のまとめ】
本物みたいな動物の動きとか、ステージ上の色の組み合わせとか、ビジュアルの演出がとにかく素晴らしかった。あと、音楽の和音の取りかたが独特で素敵。アフリカンなビートとあのなんともいえない和音。心に染みました。(でも眠かった)
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名古屋編に続きます。