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by trans-islands
 
壮絶! ミャンマーの2階建てバス
a0018745_163017.jpg ミャンマー、大好きです。この国には昔から不思議と縁があり、学生時代に一度行っているし、卒論もミャンマーのネタで仕上げました。その後、「LOVE ミャンマー!」とあちこちで叫んでいたらガイドブックのお仕事いただけたりもして、プライベートも合わせると5回も行っちゃってます。
 でも、「ミャンマーの何が好き?」って言われると、よくわかんないんですよねー。街は結構きたないし、観光スポットといえば寺ばかりだし、ビルマカレーは油っこいし、トイレ事情悪いし、交通事情なんか最悪! それなのに、不思議と落ち着くっていうか、トラブルがあっても「ま、ミャンマーだからねー」と広い心で笑って済ませちゃう。なんでかなー。ミャンマーの旅の途中、おもしろすぎて笑いが止まらなかったことはたくさんあります。今日はそのひとつ(というか唯一写真が残っているネタ)を。

 断崖絶壁の山の頂上にお寺があるポッパ山から、ミャンマー国内交通の要所であるメイッティーラという(シケた)町まで移動する途中。ただただまっすぐ続く道を、私を乗せた高級カローラバン(1985年製)はひた走っていました。すると、人が鈴なりになったトラックとやたらすれ違うわけです。いや、そんな様子はアジアの国だったらよくあるかもしれないけど、ここではピックアップトラックじゃなくて、大型トラック。
 聞くと、このトラックはこの地域を走る「2階建てバス」。このあたりはこれといった産業もなく、かといって土地も痩せていて雨が少なく農業にも向いていないので、住民たちは本当に貧しい暮らしをしているそうです。ミャンマー人が「貧しい」というから相当のもんだと思います。で、そんな貧しい人たちの唯一の交通手段が、このバスだそうなんですね。
 中国製エンジン+ビルマ製ボディの、ものすごく乗り心地の悪そうなこのトラックの荷台は、板で2段に仕切られてます。風を受け、景色も見られる上の階は「アッパークラス」と呼ばれていて、料金は確か70チャット。それはまぁよし。問題は下の段です。「ロウアークラス」と呼ばれるこちらは、約半額の40チャット。それで100キロ以上移動できるわけです。ちなみに当時の物価は当時US$1=1000チャットくらいで、100チャットで生ビールが飲めた感じです。

 でも……。「ミャンマーでいちばん暑い」といわれるこのエリアで、真っ暗な闇の中、風も入らず蒸し暑く、あんまり風呂に入ってなさそうな人々の匂いが充満し、立ち上がることも動くことも許されないロウアークラス。中はホントに壮絶な状態でしょう。この中で4時間も移動することを想像しただけで、私はめまいすら覚えました。でも人々は、町に出てお金を稼ぐために、一生懸命働いてロウアークラスのバス代を貯めているのだそうです。うーん……。
 まぁ話を聞くといろいろ考えなきゃいけないんでしょうが、これを見たときには純粋に笑ってしまいました。写真に撮れたこのバスはこれでもまだ人が少ないほうで、すれ違ったバスにはホントに人が落ちそうなくらい乗ってて……。電車といいバスといい、「なんでミャンマーはこうなんだー!?」ってことがいっぱいでかなり楽しいです。大好きな国、ミャンマー。あぁ、また行きたくなっちゃったなぁ。

【写真:どう見ても日本製じゃないのに、上のほうに安っぽい字で「HINO」って書いてあります……。黄色い文字、見えますか?】

ミャンマーの写真、本館のほうにアップしました。
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by trans-islands | 2004-07-01 16:29 | Asia
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